源満仲を描くミュージカルを上演

平安時代に多田(現在の兵庫県川西市)を開拓した武将、源満仲(みなもと・みつなか)の生涯を描いたミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』を、2025年(令和7年)6月22日(日曜日)午後1時0分から午後2時0分まで、兵庫県川西市の「アステホール」で上演します。

源満仲は、清和天皇のひ孫で「清和源氏」の祖とされ、日本で初めてとなる本格的な武士団を築いたと言われる人物です。

多田神社=撮影:橋本正人
多田神社=撮影:橋本正人

川西市では、毎年4月の日曜日に「清和源氏まつり」が開かれ、武者行列(懐古行列)が行われているほか、JR川西池田駅前のロータリーには満仲が鎧をつけて馬にまたがった大きな騎馬像が立てられています。

JR川西池田駅前のロータリーに立つ源満仲像=撮影・橋本正人

川西市民であれば「みつなか」という名前は多くの人が知っているものの、源氏の祖先であること以外に、満仲がどんな生涯をおくった人物なのかはあまり知られていないことから、このたび、地元・川西市民の楠泰明が、歴史的な史実と川西に伝わる伝承をもとに脚本を書き、川西市の後援と、小童寺・多田神社・満願寺・頼光寺(50音順)の協賛を得て、ミュージカル『満仲物語』を上演することになったものです。

ミュージカル・バディーズは、男役も女性が演じる宝塚歌劇団の逆で、男性が女性役も演じる男性歌劇団です。満仲の妻は、この作品の脚本を書いた楠泰明が演じます。

『満仲物語』の出演者=多田神社で

また、満仲を演じるマサは、同日上演の『龍起伝』では、楠木正成の妻の久子を演じます。

こちらは昨年、神戸の湊川神社・楠公会館で日本語公演と英語公演を開いた時のパンフレットの一部です。

神戸での『龍起伝』日本語公演は約120人のお客様が、英語公演はフィリピン、インド、欧米、アフリカなどから来日中の約80人の方がご覧下さり「大変面白かった」と言って下さいました。

今回の公演について、神戸新聞の記者さんが、記事を書いてくださいました。

2025年5月20日(火)付けの神戸新聞阪神版より

前売り券の方が優先入場となります

『満仲物語』と『龍起伝 ~楠木正成と久子~』の前売券は「teket」で販売中です。

クレジット払いかコンビニ払いでご購入くださると、チケットとなるQRコードが端末に届きます。→ https://teket.jp/13738/48564?uid=hp 

料金は各公演1,000円で、両公演通しは1,800円。自由席ですが、前売り券(QRコード)をお持ちの方には当日受付で先着順に「整理券」をお渡しし、開場時間(満仲物語は午後12時30分)から、整理券番号順にご入場いただきます。

当日券も発行する予定ですが、当日券の方は、前売り券購入済の方の入場が終わった後に、ご入場いただきます。

アステホール=撮影・橋本正人

アステホールで、皆さまのご来場をお待ちしています。

前売り券ご購入ページのQRコードはこちらです。