ミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』多田神社公演のポスター画像

ミュージカル・バディーズは、2025年(令和7年)11月2日(日)に、兵庫県川西市多田院多田所町1-1の多田神社内にある「政所殿」(まんどころでん)で、オリジナル歴史ミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』を上演します。6月22日に川西アステホールで初演した作品の再演で、満仲が建てた多田神社がある川西市内の多田地域の5自治会の連合組織である「多田コミュニティ協議会」の主催イベントとして、同日に多田小学校などで開かれる「多田文化祭」の一環として上演されます。

午後1時30分開演の回と、午後3時30分開演の回の1日2回上演で、一般入場料は各回ともに1,000円(税込)で、多田地域5自治会の会員は半額の500円(税込)となります。小学生以下は無料です。

会場となる「政所殿」は、満仲が率いた清和源氏がおさめた多田荘(現在の川西市、猪名川町、能勢町、宝塚市西谷地区、三田市など)の政治の中心となった施設で、現在の建物は1977年(昭和52年)に再建されたものです。

多田神社の政所殿:撮影・橋本正人

この作品の主人公の源満仲は、清和天皇のひ孫で「清和源氏」の祖とされ、日本で初めてとなる本格的な武士団を築いたと言われる人物です。

多田神社=撮影:橋本正人
多田神社=撮影:橋本正人

川西市では、毎年4月の日曜日に「清和源氏まつり」が開かれ、武者行列(懐古行列)が行われているほか、JR川西池田駅前のロータリーには満仲が鎧をつけて馬にまたがった大きな騎馬像が立てられています。

JR川西池田駅前のロータリーに立つ源満仲像=撮影・橋本正人

川西市民であれば「みつなか」という名前は多くの人が知っているものの、源氏の祖先であること以外に、満仲がどんな生涯をおくった人物なのかはあまり知られていないことから、バディーズのメンバーで地元・川西の楠泰明が、歴史的な史実と川西に伝わる伝承をもとに脚本を書き、バディーズ代表の橋本が作曲した曲を、バディーズのメンバーが歌い、芝居をするミュージカルを作りました。

ミュージカル・バディーズは、男役も女性が演じる宝塚歌劇団の逆で、男性が女性役も演じる男性歌劇団です。満仲の妻は、この作品の脚本を書いた楠泰明が演じます。

『満仲物語』の出演者=多田神社で

公演当日、会場で無料配布するパンフレットより

公演当日、会場で無料配布するパンフレットより

予約をされている方から入場していただく形になりますので、予約をして良い席でご覧下されば幸いです。

一般の方は多田神社に電話(072-793-0001)で、お名前と住所と電話番号と、どの回に観られるかをお伝え下さい。当日、受付でお名前を確認したうえで、料金1,000円を支払って、入場していただきます。

多田地域の矢問自治会、新田自治会、西多田自治会、西多田団地自治会、多田院自治会の自治会員の皆さまは、自治会長にお名前と住所と電話番号とどの回を観るかをお伝え下さい。当日、受付でお名前を確認したうえで、料金500円を支払って、入場していただきます。

予約をされていないお客さまは、席に余裕がある場合は、予約済の方が入場した後に、一般の方は1,000円、自治会の方は500円を払って入場していただきます。

各回の予約が定員の100人を超えた場合は、予約なしでの当日入場はできなくなりますが、ご了承ください。

ロックミュージカル『聖徳太子スーパースター』を2026年(令和8年)4月19日(日)に宝塚市内で上演

ミュージカル・バディーズは、2026年(令和8年)4月19日(日)に、新作の歴史ロックミュージカル『聖徳太子スーパースター』を、宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校)ホールで上演します。

聖徳太子役を演じるのは、大阪大学ミュージカルサークル「みーあキャット」や新社会人らでつくる「劇団ユメノイト」で数々の大作ミュージカルの主演をつとめてきた渡邊大祐さんです。

ロックミュージカル『聖徳太子スーパースター』PR画像

聖徳太子を物心両面で支えた朝鮮・新羅出身の秦河勝(はたかわかつ)役は、渡邊さんと同じく、大阪大学ミュージカルサークル「みーあキャット」や劇団ユメノイトで数々の重要な役を演じてきた橋尾和希さんが演じます。

同日上演は『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で、この公演では満仲の部下の仲光役を渡邊大祐さんが担当します。

聖徳太子が支えた日本初の女性天皇、推古天皇役はマサが、聖徳太子の息子の山背大兄王役は楠泰明さんが、聖徳太子とともに仏教の普及を推し進めた蘇我馬子役はバディーズ代表の橋本正人が演じます。

聖徳太子が妻で、太子が最も愛した女性と言われる菩岐々美(ほききみ)は、人形を使って演じる予定です(人形操作と声と歌は、橋本正人が黒子となって担当します)。

予約優先入場ですので、バディーズのホームページのこちらのページから予約をお願いします。