『聖徳太子&満仲物語』フライヤー

日本を世界に開いた男と、日本初の女性天皇の物語

聖徳太子として知られる厩戸皇子(うまやとのおうじ)と、日本初の女性天皇「推古天皇」となった炊屋姫(かしきやひめ)らを通して、大陸から仏教や建築などの新しい文化・技術が入ってきた時代に、日本で憲法や官職の制度を定め、大陸の大国「隋」との国交を開いた人々の生涯を鮮やかな歌と芝居と踊りで描いた新作ロックミュージカル『聖徳太子スーパースター』が、2026年(令和8年)4月19日(日)に、兵庫県宝塚市内で上演されます。

安産のお寺として有名な宝塚市内にある中山寺は、聖徳太子が創建したと言われ、中山寺が作られる以前、若き聖徳太子は中山の山麓にある「天宮塚」(てんぐうづか)で修業されたと言われています。

宝塚市のJR中山寺駅前のロータリーには、聖徳太子が馬にまたがった大きな像が立てられています。

撮影:橋本正人

池田市に拠点があったと言われる渡来系氏族の秦河勝も登場

現在の池田市には、朝鮮半島から渡来した秦氏(はたし)の一族が居住していたと言われており、この作品には聖徳太子を財政面で支え続けた秦河勝(はたかわかつ)が登場します。

秦氏は、朝鮮半島の新羅から日本に来たと言われており、聖徳太子が摂政になった当時は、日本と新羅が戦争状態にあったため、河勝の苦悩も作品の中で描いています。

今回、『聖徳太子スーパースター』と同日上演のミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』を上演するのは、兵庫県宝塚市武庫川町6-12の宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校)ホールで、女性だけで演じる歌劇を育ててきた音楽学校の旧校舎ホールで、男性だけで演じるミュージカルを上演できるのは、とてもラッキーなことだと思っています。

宝塚文化創造館:撮影・橋本正人

男性が娘役も演じる、愛と涙と笑いのミュージカル

『聖徳太子スーパースター』を上演するのは、宝塚市内を中心に活動している社会人男性歌劇団「ミュージカル・バディーズ」です。

こちらは2025年6月22日の『満仲物語』アステホール公演について、神戸新聞様が記事にしてくださった内容です。

6月22日の『満仲物語』初演について書かれた神戸新聞の記事
6月22日の『満仲物語』初演は、越田謙治郎川西市長もご覧くださいました

こちらはアステホールでの初演時の画像です(撮影:山本尚侍)。

料金は各公演1,500円で、両公演を通してご覧下さる方は2,500円とさせていただいています。当日、会場受付で支払っていただき、お名前を確認して予約されている方から順に入場していただきます。

みなさまのご予約、ご来場をお待ちしています。

ロックミュージカル『聖徳太子 スーパースター』上演へ

ミュージカル・バディーズは、2026年(令和8年)4月19日(日)に、兵庫県宝塚市内の宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校校舎)で、新作、ロックミュージカル『聖徳太子 スーパースター』(脚本:楠泰明、作曲:橋本正人)を初演します。

宝塚市内の「天宮塚」で修業し、日本初の観音道場「中山寺」を宝塚に作った聖徳太子(厩戸皇子)。遣隋使を大陸に送り、その後の日本の国づくりに大きな影響を与えた十七条憲法を制定し、日本初の女性天皇・推古天皇(炊屋姫)を支え続けた熱い男の生涯を、ロック調のオリジナル楽曲に乗せて歌い、演じます。

<キャスト>
■聖徳太子役:渡邊大祐(大阪大学ミュージカルサークル・みーあキャット『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役、劇団ユメノイト『モーツァルト!』でヴォルフガング・モーツァルト役を担当)
■推古天皇役:マサ(ミュージカル・バディーズ『大塔宮物語 ~悲劇の皇子と雛鶴姫~』で大塔宮役、『龍起伝 ~楠木正成と久子~』で久子役、『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で源満仲役を担当)
■秦河勝役:橋尾和希(劇団ユメノイト『グリース』でヴィンス・フォンテーン役、『満仲物語』で藤原兼家役と幸寿丸役を担当)
■山背大兄王役:楠泰明(『龍起伝』で赤松円心役、『満仲物語』で脚本と法子役と美女丸役を担当)
■蘇我馬子役:橋本正人(『龍起伝』で脚本と楠木正成役、『モーツァルト!』でレオポルト・モーツァルト役、『満仲物語』で作曲を担当)

<ロックミュージカル『聖徳太子スーパースター』>
公演:2026年(令和8年)4月19日(日) 午後1時0分開演

<ミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』>
(川西や宝塚市北部を開拓し、鎌倉・室町・江戸の歴代将軍家の祖となった源満仲を描いたミュージカル)
公演:2026年(令和8年)4月19日(日) 午後3時0分開演

会場:宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校校舎)ホール(JR・阪急宝塚駅から徒歩15分)
入場料:各1,500円、両公演を観てくださる場合は2,500円とお得になります