
日本初となる本格的武士団を率い、時代を開いた男
平安時代に日本で初めてとなる本格的武士団を築き、貴族の時代から武士の時代へ移り変わるきっかけを作った武将、源満仲(みなもとのみつなか)の生涯を描くミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』を、2025年(令和7年)11月2日(日)に兵庫県川西市内で上演しました。

川西市では、毎年4月の日曜日に「清和源氏まつり」が開かれ、武者行列(懐古行列)が行われているほか、JR川西池田駅前のロータリーには満仲が鎧をつけて馬にまたがった大きな騎馬像が立てられています。

川西、猪名川、能勢、宝塚市西谷、三田などを治める
満仲は、現在の川西市、猪名川町、能勢町、豊能町、三田市、宝塚市西谷地区、などを含む「多田荘」を開拓しました。
満仲の子孫の源頼朝が鎌倉幕府を開き、室町幕府の足利氏や江戸幕府の徳川氏も「源氏の子孫」を名乗ったことから、鎌倉・室町・江戸の各時代の将軍家の祖先として、平安時代に満仲が創建した「多田院」(明治時代以降は多田神社)は将軍家の庇護を受けてきました。

今回、『満仲物語』を上演したのは多田神社内にある「政所殿」(まんどころでん)で、満仲らが政治を行った場所とされています。

男性が娘役も演じる、愛と涙と笑いのミュージカル
上演したのは、宝塚市内を中心に活動している社会人男性歌劇団「ミュージカル・バディーズ」です。
こちらは今年6月22日のアステホール公演について、神戸新聞様が記事にしてくださった内容です。
こちらはアステホールでの初演時の画像です(撮影:山本尚侍)。






この公演は、全席自由席で、予約の方優先で入場していただきまました。予約は、このページ内の予約フォームのボタンをから、もしくは多田神社に電話で申し込んでいただきました。
今回の催しは、地元の自治会、多田コミュニティ協議会(矢問・新田・西多田・西多田団地・多田院の5自治会で構成)の主催で、地元自治会の方は、自治会長を通じて申し込んでいただきました。
料金は一般は1,000円で、当日、会場受付で支払っていただき、お名前を確認して予約されている方から順に入場していただきました。
地元の矢問・新田・西多田・西多田団地・多田院の各自治会員は500円で、小学生以下は無料とさせていただきました。
当日は、2公演合わせて地元自治会員のみなさまが76人、一般の方が58人の合計134人の方々がご覧下さいました。ありがとうございました。

『満仲物語』は、次回は、2026年(令和8年)4月19日(日)に、兵庫県宝塚市内の宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校)ホールで、新作ロックニュージカル『聖徳太子スーパースター』と合わせて、上演します。
ロックミュージカル『聖徳太子 スーパースター』と、平安時代ミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』を、4月19日に上演
ミュージカル・バディーズは、2026年(令和8年)4月19日(日)に、兵庫県宝塚市内の宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校校舎)で、ロックミュージカル『聖徳太子 スーパースター』(脚本:楠泰明、作曲・作詞:橋本正人)と、平安時代ミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』を同日上演します。
『聖徳太子スーパースター』は、十七条憲法や冠位十二階制定、遣隋使の派遣、「日出処の天子」として隋の皇帝に送った書簡などで知られる聖徳太子と、日本で初めて女性として天皇になった推古天皇、太子を支えた朝鮮半島出身の秦河勝らを中心とした人々の人間模様を描いたミュージカルです。
『ザ・ファーストサムライ 満仲物語』は、現在の川西市や宝塚市西谷地区、三田市などを治めた武将・源満仲(みなもとのみつなか)の半生を描くミュージカルです。貴族が治めた平安時代から武士が支配する鎌倉時代に移って行くきっかけとなった物語を、満仲と妻と息子、部下や貴族との関係を紐解きながら、ドラマチックに描き出します。
<『聖徳太子 スーパースター』キャスト>
■聖徳太子役:渡邊大祐(大阪大学ミュージカルサークル・みーあキャット『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役、劇団ユメノイト『モーツァルト!』でヴォルフガング・モーツァルト役を担当)
■推古天皇役:マサ(ミュージカル・バディーズ『大塔宮物語 ~悲劇の皇子と雛鶴姫~』で大塔宮役、『龍起伝 ~楠木正成と久子~』で久子役、ミュージカル・バディーズ『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で源満仲役を担当)
■秦河勝役:橋尾和希(劇団ユメノイト『グリース』でヴィンス・フォンテーン役、ミュージカル・バディーズ『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で藤原兼家役と幸寿丸役を担当)
■山背大兄王役:楠泰明(ミュージカル・バディーズ『龍起伝 ~楠木正成と久子~』で赤松円心役、ミュージカル・バディーズ『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で脚本と法子役と美女丸役を担当)
■蘇我馬子役:橋本正人(ミュージカル・バディーズ代表、ミュージカル・バディーズ『龍起伝 ~楠木正成と久子~』で脚本と楠木正成役、劇団ユメノイト『モーツァルト!』でレオポルト・モーツァルト役、ミュージカル・バディーズ『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で作曲を担当)
<『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』キャスト>
■源満仲役:マサ(ミュージカル・バディーズ『大塔宮物語 ~悲劇の皇子と雛鶴姫~』で大塔宮役、『龍起伝 ~楠木正成と久子~』で久子役、ミュージカル・バディーズ『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で源満仲役を担当)
■満仲の妻・法子役と息子の美女丸役の2役:楠泰明(ミュージカル・バディーズ『龍起伝 ~楠木正成と久子~』で赤松円心役、ミュージカル・バディーズ『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で脚本と法子役と美女丸役を担当)
■仲光役:渡邊大祐(大阪大学ミュージカルサークル・みーあキャット『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役、劇団ユメノイト『モーツァルト!』でヴォルフガング・モーツァルト役を担当)
■貴族の藤原兼家役と仲光の息子の幸寿丸役の2役:橋尾和希(劇団ユメノイト『グリース』でヴィンス・フォンテーン役、ミュージカル・バディーズ『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』で藤原兼家役と幸寿丸役を担当)
<ロックミュージカル『聖徳太子スーパースター』>
公演:2026年(令和8年)4月19日(日) 午前11時30分開場 午後12時0分開演
<平安時代ミュージカル『ザ・ファースト・サムライ 満仲物語』>
(川西や宝塚市北部を開拓し、鎌倉・室町・江戸の歴代将軍家の祖となった源満仲を描いたミュージカル)
公演:2026年(令和8年)4月19日(日) 午後1時30分開場 午後2時0分開演
会場:宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校校舎)ホール(JR・阪急宝塚駅から徒歩15分)
入場料:各1,500円、両公演を観てくださる場合は2,500円とお得になります。




