『龍起伝～楠木正成と久子～』DVD販売を開始しました

宝塚歌劇が大好きな男性が集まって「強く優しく美しい」オリジナルのミュージカルを作って上演しているアマチュアユニット「ミュージカル・バディーズ」が、2022年9月から11月に全国４カ所で上演した第１回公演、新作歴史ミュージカル『龍起伝～楠木正成と久子～』の公演DVD販売を開始しました（１部1500円）。
https://musical.theshop.jp/

鎌倉時代末期、専制を強める北条幕府打倒を目指して立ち上がった、楠木正成、赤松円心、大塔宮らは、足利高氏（のちの尊氏）、新田義貞らの造反を呼び込んで、ついに鎌倉幕府を倒したが……。

楠木正成といえば、珠城りょうさん、美園さくらさんらのサヨナラ公演となった『桜嵐記（おうらんき）』をご覧になった方も多いと思いますが、この『龍起伝』は『桜嵐記』で珠城さんが演じた楠木正行の父親の楠木正成と妻の久子を描いた物語で、楠木正行役は、なんと正行が祭られている四条畷神社があることで宝塚ファンの中では知られる四条畷市在住の中学一年生・13歳のバレエ少年、志月くんが演じてくれています。

志月くんは、『龍起伝』大阪公演を観にきてくださった宝塚ファンの女性が、面白かったということで翌日、息子さんを連れてもう一度観にきてくださったことがきっかけで知り合い、彼のバレエの技が素晴らしいことと、正成と死別した時に正行が11歳だったこともあり、ぜひにとお願いして、大千秋楽の千早赤阪村公演だけに出演してくださったものです。

正成役の西田義範（山階真魚）さんは、小学生時代からの宝塚ファンで、高野山高校在学中から梅芸のダンシングチームに入るなどして練習を重ね、数々のミュージカルに出演してきた歌って踊れる僧侶。久子と赤松円心役の橋本正人は、某ミュージカルサイトの編集長を長くつとめ、宝塚をはじめとするミュージカル界を深く敬愛している男性です。